移行

2005年3月7日 オリバト 内容
明日から旅行に行って参ります。これから色々とけっこう厳しい日程だったりします。というわけですので、更新が全くできないと思います。

以下ちょっとしたネタばれですので、ご注意ください。(最新話まで読んで下さっていても、これからのことを書いておりますので、若干のネタばれになります。お嫌な方は見ないで下さい)

今現在行われている賀川 愛美さんと松原 邦生君の会話が一応、一段落したので、迷っていたシーンに移行しようかと思います。

正直、オリバトという性質上生徒が死ぬのは当たり前だと思います。もっと言うなれば、死ななければ話として成り立たない物語だと思います。ですが、よくためらってしまいます。これはオリバトを書くものとしてはあまり好ましくないのかもしれません。ですが、やはり、どんな生徒でも残酷なシーンを書くのをためらってしまいます。見せ場的なものだったとしてもやはりためらわれます。展開が遅いのは一つはそういう私の心情が入るという弱さがあります。気をつけてはいるんですが、気付くとそうなります。
また、ここまで残った生徒には心情描写も色々して、私の中では、単なる小説の中だけの登場人物を通り越した特別なものになっていたりします。情けない話ですし、こんなことを書くくらいなら、オリバトを書くのをやめるべきなのでしょうし、甘えていると思われても仕方ないですが、現在残った生徒は誰でも残酷な意味での転機を書くのは非常に心苦しかったりします。長く描いてきましたので、愛着が湧いたとでも言いますか…今現在残っていない生徒に愛着がないかというとそれはありませんが…
これから書く話は、何度もアップしようと思って書き直したりしておりましたが、満足のいく話ができず、急遽、賀川 愛美さんと松原 邦生君の話に持って行きました。
話の組み立てとしてはここ最近は磯前 桜さんに始まって、掛居 紫乃芙さん、雨宮 京二君、賀川 愛美さん、松原 邦生君と長々と個人の生徒の心情だけが描かれていて、非常に動きがない退屈なものになっていっている気がします。放っておくとこのままだらだらと上述した生徒以外の生徒の心情ばかり書きそうです。展開が遅いにしても、今回は全く展開がない話ですので、反省しなければならないと思います。

満足のいく話ができないという話は以前にもちらっと話しましたが、オリバトの中でほのぼのしているシーンはいいんですけれども、戦闘や残酷なシーンに関しては本当にできる限り満足のいく話を描きたいと思います。それに関しては妥協はしたくないと思っています。ほのぼのしているシーンでも妥協はしてはいませんが、たぶん、満足値の問題かと思います。戦闘や残酷なシーンの方が私はハードルが高く設定していると思います。

なんとか早めにアップしたいのですが、私的にスランプに陥るのは常に、これから移行しようとしている場面のような場面を書く時です。乗り越えたいなぁと思います。
オリバト 長編2の最新話を執筆しようとしていて、少しスランプです。

クラス内でどれくらいの人が恋愛していたのか、中学生だった当時のことを思い返してみてもここまで多くはなかっただろうと思われるくらいオリバト長編2には恋愛がらみの話が多かったりします。

これはもう私の趣味です…言い訳をさせていただくとすれば、皆様の送っていただいた生徒さんがあまりにも魅力的であったために、これなら誰かは必ず惚れるであろうと思いまして…一応恋愛絡みの話に走り過ぎないように気をつけてはいるんですけどね。

本編をまだ更新分まで全部読まれていない方にはネタばれになりますので、これ以後の日記は読まない方がいいと思います。

当初からプログラムが始まる前に一組、プログラム中に一組カップルは作ろうと思っていました。実際プログラム前に一組(河東 舜一・高天 雪)、プログラム中に一組がカップル(佐藤 幸太・紫藤 比奈美)となっていますが…もう一組微妙な関係の二人(皆藤 千鶴・霧長 沙希)がいるんですが、これは付き合っているとは言えないので省きます。

さて、他にも片思いとかありますので、まとめて書かせていただきます。
雨宮 京二→掛居 紫乃芙(明確には恋愛感情ではありません)
河東 舜一→高天 雪
小林 学→桑島 千春(明確には恋愛感情ではありません)
佐藤 幸太→紫藤 比奈美
中島 大介→桑島千春、紫藤 比奈美、高天 雪など…
副延 恭二→上原 美里(少しいいなという程度)
御幸 浩樹→中原 蒼
山本 洋也→宮城 弥生(告白済みで振られた。)

掛居 紫乃芙→河東 舜一(淡い恋心で諦め済み)
霧長 沙希→皆藤 千鶴
紫藤 比奈美→佐藤 幸太
高天 雪→学堂 政治(河東 舜一と付き合ってはいるが…)
柴木 未来→御幸 浩樹(告白済みで振られた。)
湯之元 風→河東 舜一

今現在分かっているだけで、これだけです。ちょっとどころではなくかなり多いですよね…

普通一クラスでこんなに片思いや特別な感情って抱くことがあるんでしょうか?普通はありえませんよねぇ…

また、この恋愛話を正直どこまで掘り下げていいのか分からないときが多々あります。オリバトを読んで下さっている方々が何を求めて読んでいるのかを考えた時に恋愛話ではない方もたくさんいると思います。正直恋愛なんてどうでもいいと言う方も中にはいると思います。全ての人が望むような小説を書くことなんて元々文才がない私には特に不可能なのは分かっているのですが、やはり私自身欲張りなのか、読んで下さっている方々多くの方に少しでも面白いと…面白くなくともせめてつまらないとは思われないような小説を書きたいと思っています。
また、恋愛話をあまり書くとオリバトを書いているのに、恋愛小説を書いているような錯覚に陥りそうになるので、適当なところで切り上げてしまいます。これを切り上げなかったら、たぶん、今よりも恋愛色の濃いオリバトができあがっていたんだろうなと思います。

配分って難しいですよね。オリバトは主に戦闘シーン重視か心情重視かはたまたこの両者をバランスよく書かれるかですけど、いくら心情重視のオリバトだからと言って戦闘シーンを軽視するわけにもいきませんし、書かなければ成り立ちませんし…

心情重視なのに、その心情も色々あるんですよね。その中で恋愛にだけ傾くことがないように書くよう注意はしているんですけどね。本当恋愛に関しては、どこまでが必要なエピソードでどこまでが不必要なエピソードか見極めるのが非常に難しいです。
一人の人が一人の人のことを特別に思う気持ちは素晴らしいと思いますが、なかなか私の文才では表現し切れていない部分が多々あります。ですが、あまり説明的な文章を挿入するのも好きではないですから、どうしても中途半端な文章になってしまいます。

終盤戦に来て、終盤戦まで残っている生徒の心情をより一層掘り下げて書いていますが、その分、情景描写がおろそかになったり、戦闘シーンが全くなかったり、話の展開が全く進まなかったりと課題が非常に多いです。
いつか心情を掘り下げて書くだけでは飽きられる気がしますし、そろそろ変えていかなければとは思うのですが、なかなかうまくいきません。悩みどころです。
担当教官も募集にしようかどうか迷ったんですが、以前一番初めに書かせていただいたオリバト長編1が担当教官を募集するも性格を全く変更してしまうということをやってしまいましたので、今回のオリバト長編2は募集せずに自分自身で考えました。(オリバト長編1で担当教官を応募していただいた方には快く性格変更後の担当教官を受け入れてはもらえましたが…)
現在並行して書いていて、あまり知名度も高くないオリバト ペア戦の方の担当教官も自身で考えました。

担当教官もオリバトにおいてはけっこう重要な位置を占めているので思いつきだけでは決めれないのが難しいところだと思います。

原作のように何かをパロッた担当教官を考えようともしましたが、私自身そういうのを面白おかしく?描くことは向いていないのでオリバト 長編2もオリバト ペア戦も一般的な名前の方で考えました。

オリバト 長編2の担当教官前下 百合は世間知らずのお金持ちのお嬢様という設定にしました。担当教官職が簡単な職ではないとは思います。ですが、彼女はあえてこねで担当教官職に就任しました。彼女にとっては公務員で春のプログラム時に一番仕事があり、生徒を三日間見張るだけの仕事であったがゆえにアルバイト感覚と言ってもいいかもしれません。ですから不測の事態に陥ると非常に脆い担当教官です。婚約者は出す予定はありませんでしたが、彼女一人では担当教官はとても務まらないのは誰の目に見ても明らかであったことを示すためにあえて出しました。

一方オリバト ペア戦の担当教官清流院 徹は逆です。コネでもなんでもなくあるのは学歴のみで就任した担当教官です。そして上に上がることが目標の野心家でもあります。明確な目標があり、その通過点、もっと言えば踏み台としての担当教官職であり、考えているのは政府の要人に取り入ることです。この人に関しては本編中でまた語ることが多いので今はあまり言えません。

一方は生まれ持って政府とのコネクションは普通に持っている少女がなんとなくで担当教官職に就き、一方は政府とのコネクションを持つために通過点として担当教官職に就いた。

なんとなく、担当教官に就くまでの背景を考えた時、浮かんだ二人です。過去にプログラムで優勝して担当教官になる人もいれば、担当教官職に誇りを持っている人もいるでしょうし、それこそ多種多様だろうなと思いつつも、平凡な担当教官ではなく、少し変わった二人を選びました。あくまでもプログラムにおいてスポットライトをそこまで浴びることのない担当教官にも多少の色付けをして表舞台に出せたらいいなと思い、特殊な背景を持った二人を担当教官にしました。

一番初めに死ぬのが応募していただいた方の生徒ではあまりにも申し訳ないと思い、オリバト長編では男子二名、女子二名をオリジナルで出しましたが、担当教官はそれよりもけっこう頭を悩ませました。(普通の担当教官で全く焦点を当てないことも考えたりしました。)

あくまでも私のオリバトにおいては添え物程度(メインはあくまでも個々の生徒の心情ですので)の担当教官のつもりで、詳しい設定など書くことは控えていましたが、二人ともやはり愛着はありますので、また何かの番外編で描けたらと思っています。
こちらの日記のプロフィールではBRAS様http://osaka.cool.ne.jp/naninani/bras/index.html
のオリバト作者に100の質問をお借りしました。ありがとうございました。

もう三月ですね。できれば、三月中にオリバト長編2は完結させたいとは思っています。思っているだけで、現状ではなかなか難しそうですけど…

とりあえず頑張りたいとは思っています。レス返しも遅れているので頑張らなければと思います。自身の小説に感想のレスをいただけるのは非常に励みになり、嬉しいですし、やる気になるのですが、レス返しが実は非常に苦手だったりします。
どうも事務的な儀礼的な言葉になってしまって、感謝の意があまり伝わらないような気がしてうまく返せなかったりします。下手すると皆様感想は人それぞれに書いていただいておりますのに、レス返しは同じような言葉になってしまって非常に申し訳なくなることが多いです。それに他の作家さんのように面白いことを書けなかったりします。

伝えたいことは本当に何度言っても言い足りないくらいの感謝の気持ちですのに、そのような言葉が綴れなく、何度もレス下さる方にいつも同じ言葉しか返せないことが心苦しい時もあります。
この場でお詫びを申し上げても誰も見てはいないでしょうが、所詮言い訳ですので、あちらに書くべき内容でもありませんのでこの場で言わせていただきます。本当に申し訳ありません。

色々と課題が多く、私の成長が全く追いついていないオリバトですのに、読んでいただいている方には本当に本当に感謝しています。ありがとうございます。

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